動画「作品づくりに取り組む」



今年はオンラインで行うこととなった創作作品展に向け、作品づくりに取り組んでこられた各公民館の中から、
その模様を取材した動画をこちらで掲載いたしております。


清水利子(此花町公民館)




手芸作品「いくつになっても挑戦すべき」

此花地域サロンとの出会いは民生委員をしていた頃でした。"色紙で作った蓮の花"、"ペーパークラフト飾り封筒"などの紙作品からフルート演奏者である孫娘のステージドレスまで、色鮮やかに手掛けてきました。「孫の喜ぶ顔を見るたびに1着ずつ増えていきました。」と笑顔で話し、作品を披露してくれました。
「はさみのきりえ作家」の娘さんが先生役として、作品選びから作り方までアドバイスをしてくれるそうです。「文化祭に趣向を凝らした作品を出展したくてワクワクしながら考えています。挑戦する気持ちを忘れず、此花町校下のお役に立てるよう作品づくりを続けていきます。」と抱負を語ってくれました。



野路治子(西公民館)




水引細工「人と人をつなぐ水引細工」

多忙な館長職の傍ら、ブローチ、イヤリングなど水引細工の創作に力を注いでいます。40年以上の経験を活かし、公民館サロンの指導役を引き受けています。自らがムードメーカーとなり、笑顔と会話が絶えない教室の雰囲気づくりに努めていますが、今はコロナ禍で会話は控え気味に。仲間と楽しく作品をつくることが創作活動の信条であるがゆえに、早く収束し和気あいあいと活動できる日を待ち望んでいます。
「水引細工は"人と人を結ぶ"ものであり、その役割は公民館と同じです。今年、地域を担う新成人に"水引細工のマスクチャーム"をプレゼントします。」と優しくも真剣な館長の眼差しで応えてくれました。



井﨑美登里(米丸公民館)




クラフト作品「人の笑顔がみたい」

高校生の頃から作品創作に取り組んできました。その魅力を伺うと、「作品を作っている時はストレスや雑念が消え、自然体の自分に帰れる気がします。」と実直な思いを語ってくれました。女性部クラフト教室では"鶴や傘をモチーフにしたクラフト装飾品"や"水引細工"など数多くの作品を創作しています。
「女性はアクセサリーをつけると気分が高まります。」今年はコロナ禍をチャンスと捉え、ビーズを使ったマスクチャームに挑戦しています。ビーズの大小、色、紐の長短を組み合わせるとオリジナル作品の完成です。「作品をプレゼントし、人を笑顔にすること。」が創作活動の喜びであると教えてくれました。



荒井史代(小坂公民館)




絵手紙「思いやりの気持ち」

県外から金沢に引っ越したばかりで不安だった頃、近所の方の勧めで公民館に出向いたことが絵手紙との出会いでした。代表を務める毎月水曜日の絵手紙教室は10年以上も続いています。福祉施設に出向いて作品展示会を行うことも。「元気をもらっているのは私の方。」と感謝の気持ちを熱く語ってくれました。
四季の移ろいが美しく、趣き溢れる作品素材が豊富にあるところが金沢の魅力。心のままに素直な気持ちのメッセージを添えて作品の完成です。作品の隠し味は、相手を思いやる気持ちだそうです。「思いやりの気持ちを忘れず、これからも"一語一絵"の作品を作っていきます。」と意気込みを話してくれました。



山尾俊子(中央公民館彦三館)




創作絵画「仲間がいるから続けられる」

月に2回、高砂創作絵画サークルに通っています。描き始めたのは70歳を過ぎてから。美術館巡りの趣味が高じて自分で描いてみようと思い立ったのがきっかけでした。いつしかその魅力にはまり、ライフワークに変わっていきました。作品の素材は、神社、季節の花、外国旅行の写真などジャンルは様々です。
"さらに美しい色を求めて"が作品づくりのモットーだそうです。99歳の百寿を過ぎても変わらない情熱と続けられる秘訣を尋ねると、「創作絵画サークルの仲間がいるおかげです。感謝しかありません。」と心を込めて話してくれました。"美しい色を求める旅"は当分終わりそうもありません。



主催:金沢市公民館フェア実行委員会・金沢市教育委員会
お問い合わせ:実行委員会事務局、金沢市中央公民館
TEL:076-220-2462 FAX:076-220-2461
メールアドレス:cyuuou_hon@city.kanazawa.lg.jp